2021-05-18 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
この方が社長を務める小西美術工藝社が、以前に日光東照宮の陽明門修復手掛けたと聞いております。その修復された姿が、問題が指摘されておりまして、あちこちの塗装が剥げたりカビが繁殖したりということで、見るも無残な姿というような指摘もあります。 こういった指摘について、文化庁の見解をお聞かせいただければと思います。
この方が社長を務める小西美術工藝社が、以前に日光東照宮の陽明門修復手掛けたと聞いております。その修復された姿が、問題が指摘されておりまして、あちこちの塗装が剥げたりカビが繁殖したりということで、見るも無残な姿というような指摘もあります。 こういった指摘について、文化庁の見解をお聞かせいただければと思います。
東照宮陽明門の塗装修理は、平成二十五年度から二十八年度の四年間、公益財団法人日光社寺文化財保存会及びデービッド・アトキンソン氏が代表取締役社長である株式会社小西美術工藝社の施工により実施されました。 その際、陽明門の修理は、門の中央を通れるように通路両側にアクリル板による養生を行ったことなどによりまして、湿度が高い環境での施工となりました。
多言語で解説を行う案内板等の整備状況、文化財修復に係る材料及び人材の確保の重要性、バリアフリー化に向けた取組等について説明を伺うとともに、平成二十九年度に修復が完了した陽明門や、来年度の竣工に向けて作業が行われている本殿の修復現場を視察いたしました。 次に、昨年五月に日本遺産の認定を受けた大谷石文化関連施設を視察いたしました。
こういう方々がどうしても日光を見たい、東照宮、陽明門を見たいんだということで、我々は一年ほど前からそういうことで地元の市とか関係者と打合せをしておりますが、玉砂利とあの石段はどうしても車いすで上がれない。
日光というものは橋や陽明門ばかりじゃないんです。あの町全体がよい環境であり、また、それを残すべき貴重なる文化財です。その意味で建設大臣ずばり言ってかまわないですよ。
たとえば、日光の太郎杉の問題は建設委員会でも署名運動をやっておったわけですけれども、日光へ行ってみますと、陽明門に向っていく、あそこに観光バスを途中まで入れています。これはあんなことしたら、そのうちに排気ガスで枯れてしまうということで、心配しているのですが、あれくらいの杉並木は歩いたほうがよさそうだと思う。
輪王寺では重要文化財の三仏堂、東照宮では国宝の陽明門及び唐門、また、鳴龍で有名な重要文化財の薬師堂、さらに重要文化財の二荒山神社及び化燈籠等を視察いたしました。
日光の東照宮のこのあれなんかもそうかと思っているんですが、陽明門を入っていく道がありますね。あの中までずっと観光バスが入って行って、ちょっと杉の木の横っちょのところを四角に切ってそこへ入れて出し入れしている。
あるいは日光のさっきの話ですけれども、行ってみると、あそこの陽明門のところに入っていくあの道路へ、遊覧バスをずっと中まで入れろというようなことが問題になっているんですね。それは観光会社とすれば都合はいいけれども、バスを入れたら、おそらくあの杉並木の——杉は一番自動車の排気ガスに弱いから、あるいは私の家のまわりの杉は全部枯れてしまった。あそこの杉並木がバスをどんどん入れるようになったら弱ってくる。
今日までの非公式その他の通知を総合いたしますと、昨晩七時ごろ、薬師堂の内部から火を発し、御承知のごとく日光の建物はウルシ総塗りでございまして、ウルシは一種の樹脂——あぶらのようなものでございますので、なかなか消えにくくて、一時はすぐ目の前に回廊、陽明門に移るという心配があり、一部そばの杉の木にも燃え移ったようでございますが、必死の防火によりまして、回廊や陽明門には飛び火せず、昨夜おそくその堂が焼け落
ただし、ここに問題があるのでございますが、東照宮のいわゆる陽明門の前にございました薬師堂につきまして、薬師堂と五重塔につきましては、明治維新の際の関係がございますが、ただいま所有権について係争中でございます。
そこで日光と言えば何を書くかというと、陽明門を書くか神橋を書く、これが日光の代表的景観です。而も神橋が代表的景観ということになつておる。それですから杉の木を伐ることは美人の鼻を削ぐに似ているということを肯定するならば、ここに軌道を走らせているということは美人の鼻に麻縄を通しているようなものだ、これは私は非常に問題だと思うのです。